【女性活躍推進とフジグループの会見】
今、大騒ぎになっている。フジグループの会見を見ていて、
あれだけ大きな企業なので、今までの通例もあり、仕方がないとは思いますが、みんな男性ばかり。
その中で問題を大きくしたのが、被害に遭った女性の心身の健康をみて… .
と言うのが、キーワードとして、何度も繰り返されています
以前、キャリアコンサルタントの事例研究の中で、女性が私だけの中、ある企業の女性営業社員が出社拒否になってしまったと言う事例がありました
その事例を取り上げた方は、とても紳士的な方で、その女性社員の上司にあたり、彼女のケアを一生懸命やったということでした
その事例を掘り下げると、その部署は営業の部署で、女性社員は彼女だけ
また、彼女は営業をしたくなかった。
が、その紳士的な上司は、彼女に営業の楽しさをわかってもらいたくフォローをしてきたということでした
物腰柔らかで、紳士的な彼は、営業について、何度となく声かけをし、また、出社するのをはばかっているときには、電話を頻繁にするなど丁寧なケアをしてきたつもりだと言うことです
が、結果、精神科のお医者様ご紹介することとなり、今現在も出社できていない状況であると言う事でした
それを聞いた男性陣皆さんは、それは仕方がないねと言う感覚でいらっしゃいました
でも、女性である私が感じるのは、もともと営業がしたくなかった女性、
また、その部署に、他の女性が1人もいなかった現状
そして、その上司の思いとは、裏腹に営業が好きにはなれなかった現状
それなのに、ずっと営業を強いられる状況によって、出社ができなかったのではないかと推測し、それをお伝えしました
その場で話し合ったメンバーは、男性3人と私でしたが、妙に男性からなるほどと納得された覚えがあります
女性の立場から見ると、答えは明白なのに、やたら気を遣って、優しくカバーをしているかのような事例ではなかったかと思います
ゆえに、もしかすると、配属が営業だったからこそ、出社拒否となっている現状があり、、
違う部署であれば、またその部署に女性社員がいれば(←必ずしも成果が出るとは限りませんが)、出社拒否がなくなるかもしれませんとお伝えしました
今回のフジの会見でも、やたらと女性社員の配慮を前面に出しておられましたが
本当に配慮できていたのでしょうか?
話を聞き出したのが、上役の女性社員とは漏れ伝えていますが、
もう少し踏み込んだ形での配慮があれば、こんなに大事にはならなかったような気がします
2025年は100名以上の企業は女性管理職を置くことを推進される年となっています
ちょっとしたことで、女性と男性との考え方の違いはあるかと思います
それぞれに長所短所はあるとは言え、良いところをピックアップすると、女性の管理職っていうのはとても効果があると思います
ぜひ、大きい小さいに関係なく、女性の管理職を増やしていってほしいと思っています
女性の管理職に困ったらご相談ください
神戸企画室
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